シーアンドシーメディアは,4月中旬にMMORPG「LEGEND of CHUSEN -誅仙-」の大型アップデートを実施する。このアップデートは,そもそも3月24日に実施される予定だったものだが,さらなるボリュームアップを理由に延期されていた。はたして,どのような内容となったのか,プロデューサーの槇原之康氏とディレクターの佐野正喜氏に話を聞いてみた。
最大32体所持可能! 豊富なカスタマイズ要素で戦闘をサポートするペット「霊獣」とは?
誅仙プロデューサー槇原之康氏
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4Gamer: 本日はよろしくお願いします。正式サービスを開始してからしばらく経ちますが,ゲーム内の状況などはいかがでしょう?
槇原之康氏(以下,槇原氏): 先日発表したとおり,登録アカウントが20万IDを突破しました。おかげさまで順調にいっていると捉えています。
その一方で,βテスト当時から発表していながらも,いまだ実装していなかったコンテンツに対する要望が非常に高まっています。今回,それらをようやく導入できます。
4Gamer: 4月のアップデートは,プレイヤーにとって待望のものとなりそうですか?
槇原氏: はい,「霊獣」と「飛行」の二つのシステムを皆さんにお見せできます。3月の発表では飛行のみだったのですが,「霊獣はどうしたんだ」というお問い合わせが非常に多くて。
4Gamer: その声に押されて,霊獣も実装することになったのですか?
槇原氏: いえ,そうではないんです。もともと両方とも今回実装する予定だったのですが,霊獣の発表に関しては,このシステムをどういった形でプレイヤーさんに楽しんでいただくかという企画の確定を待っていたのです。またアップデートの延期にあたって何も情報を出さないのは申し訳ないですから,その時点で確定していた飛行だけは先に発表したわけです。
4Gamer: それでは,新システムの概要について教えてください。
槇原氏: 霊獣は,いわゆるペットシステムです。誅仙の人気システムとして「法宝」が挙げられますが,霊獣も同じく戦闘のサポートが主な役割となります。霊獣は,法宝のように多彩なカスタマイズ性を持っていますが,見た目はより愛着のわくようなものとなっています。
佐野正喜氏(以下,佐野氏):
最初の霊獣は,レベル5のクエストで入手できます。霊獣にもレベルの概念があって,高レベルになるごとにさまざまな機能が使えるようになります。外見も三段階で変化します。
4Gamer: なるほど。
佐野氏: 霊獣のステータスは細分化されていて,同じ種類といってもプレイヤーの育成方法によって,かなりオリジナリティを出せます。
4Gamer: プレイヤーキャラクター並みに項目がありますね。
佐野氏: 中でも面白いのが「占い」です。これは現実の曜日に合わせて,霊獣のステータスが変化するという仕様で,例えば日曜日には極端に体力が高くなったり,火曜日には攻撃力が高くなったりといった効果があります。
4Gamer: プレイヤーはステータスの変化に合わせて,その曜日はボスモンスターと戦ったり,あるいは経験値稼ぎをしたりといった使い分けができそうですね。占いは,霊獣の種類ごとに異なるのですか?
佐野氏: そうです。また同じ種類でも,育て方で数値の変動幅が異なります。霊獣は最大32体まで所有できるので,その日の占いと戦う敵を考慮に入れて使い分けることができます。
4Gamer: 32体ともなると管理が大変そうですね。霊獣の種類は全部でどのくらいになるのですか?
誅仙ディレクター佐野正喜氏
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佐野氏: 最初はゲーム内で入手できるものを4種類,有料アイテムとして2種類を実装します。今後,種類はどんどん追加する予定でして,入手クエストも増えていきます。
4Gamer: なるほど。
佐野氏: 霊獣は,「戦闘」「採集」「製造」「休憩」の四つの状態いずれかに設定できます。簡単に説明しますと,採集は霊獣の装備を生産するための素材を集めてくるためのものです。「製造」では,集めた素材を使って霊獣の装備を生産できます。
4Gamer: 戦闘に連れて行かない場合でも,設定次第で何かしらやらせることができる,と。
佐野氏: はい。プレイヤーとの「親密度」や霊獣自身の「知性度」に応じて,それぞれ効果が変わりますので,かなり遊びがいのあるシステムといえます。
ついに「精力値」の実態が明らかに! 高所への移動も可能になる「飛行」
4Gamer: それでは,もう一つの目玉となる飛行について教えてください。
佐野氏: 「飛仙剣」というアイテムを装備して,空中を移動します。飛仙剣を使用できるのはレベル45からで,最大の特徴は移動速度ですね。通常,キャラクターだけの移動速度はおよそ5.0で,従来の騎乗ペットを使うと最大6.0でした。飛仙剣はそれらを上回り,今のところ最大7.6くらいになります。
4Gamer: キ
引用元:
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